ジャイアンツ・コーズウェイ

前話では妖精とはどういうものか、ざっくりとお話ししました。今話と次話は、W.B.イェイツ著『ケルト妖精物語』を参考に、もう少し詳しくお話ししたいと思います。

W. B. イェイツによれば、妖精は大きく分けて2種類あるそうです。ひとつは「群れをなす妖精」、他方は「ひとり暮らしの妖精」。

群れをなすほうは、わりに陽気で優しいところもある妖精たち。対してひとり暮らしのほうは、陰湿で非情な妖精たち、とイェイツは記しています。

どちらも 怖ろしいところはあるのですが、前話でお話ししたように、妖精同士の争いで屋根を吹っ飛ばすようなことがあっても、「妖精たちに、神のご加護を!」と声をかけるほど農民たちは妖精に親しみも感じています。

日本人の、妖怪に対する気持ちと似ているでしょうか。

今話では「群れをなす妖精」についてお話しし、「ひとり暮らしの妖精」については次回にお話しすることにします。

ラボ・ライブラリー『グリーシュ』に登場する妖精は、群れで動きます。群れている妖精は、たいてい気のいい妖精に属しますが、ひとつだけ性悪なところがあります。

それは人間を誘拐し、その代わりに数千歳の年取った妖精や木切れなどを置いてくることです。連れ去られた人間(とくに子どもが多い)は「取り替え子」と呼ばれています。

群れをなす妖精は、さらに陸に棲む妖精と水中に棲む妖精に分けられます。

陸に棲む妖精はシーオーク(Sheoques)と呼ばれますが、これは「小さな妖精」という意味です。

水中に棲む妖精はメロウ(Merrow=海の娘)と呼ばれます。ギリシア神話に登場するセイレーン(人魚)と混同されて、美しい歌で船員を海に引きずり込む怖ろしい妖精のように扱われますが、ケルトが創り出した妖精メロウはそこまで極悪ではありません。

『ピーター・パン』に出てくる人魚は、そんな恐ろしい部分は影をひそめ、ティンカー・ベルと同様、かわいらしい生き物になっています。このあたりの変遷も、いつかお話しできたらいいなと思います。 

シーオーク(Sheoques)

シーオークはもともと神聖な茨の茂みや緑なす円型土砦(ラース)、メンヒルなどに出没する霊的存在でした。多くの人間がそのほの暗い世界に引き込まれたといいます。前話でお話ししたコブのある仕立て屋の話も、シーオークと呼ばれる妖精たちの物語です。

シーオークは美しい音楽を奏でますが、それに耳を傾けていると人間らしい気遣いや喜びなどが消え失せ、妖精学者といわれる農民の予言者になったり、詩人・音楽家になったりしました。

そういうものになり切れなかった人は、人間界から姿を消し、永遠に妖精の仲間に混じって暮らすことになります。

群れて仲間と共に生きる妖精は、たいていは陽気ないい奴らなのですが、ひとつだけ悪い習慣をもっています。

取り替え子

その悪い習慣というのは、人間をさらっていき、代わりに数千歳の年寄りの妖精や木切れを置いていったりすることです。その木切れなどには衰弱しきった人間(多くは幼児)に見えるよう魔法がかけられているので、家族は悲しみながら埋葬することが多いといいます。

そこで自分の子どものようすがおかしいと気づいたときには、この子が本物か取り替え子かを見分ける方法が伝えられています。

疑われる子を火の上にかざして「燃えろ、燃えろ、燃えろ、悪魔のものなら燃えてしまえ。もし神さま聖者さまのくださりものなら傷つくまい」と唱えます。「取り替え子」ならば、叫び声をあげて、煙突から一目散に逃げていくというのです。ううむ、恐ろしい。

連れ去られた子どもはどんな暮らしぶりをしているかというと、一説によればとても良い暮らしをしていて、音楽を聴いたり浮かれ騒いだりしているといわれています。しかしほかの説では、地上に残してきた友だちを思って泣き暮らしているともいいます。

お話 『ジェミー・フリールと若い娘』

さて、イェイツが著した『ケルト妖精物語』にも、ラボ・ライブラリー『グリーシュ』によく似たお話が収録されています。取り上げられたお話は『ジェミー・フリールと若い娘』といいます。

***

ファネット村に、親孝行な息子ジェミーとその母親が二人で住んでいました。

あるハロウィーンの夜、ジェミーは、妖精が住んでいるという噂の、荒れ果てた古城に行きます。そこで妖精たちと出会い、誘われて、飛行する馬に乗ってダブリンまで行きました。

着いたところは町一番の大金持ちの家。そこには若くて美しい娘が、両親とともに住んでいました。

妖精たちは娘をさらい、代わりに木切れをベッドに置くと、元の道を飛んで戻ります。

ジェミーは一行が自分の家に近づいてきたときに妖精たちを騙し、娘を連れて家に逃げ帰ることに成功しました。しかし娘は妖精の呪いにより、聞くことも話すこともできなくなってしまったのです。

はじめは大金持ちの娘をこんな貧乏な家で養うことはできないと、娘を受け入れることを拒んだ母親も、熱心なジェミーの説得によりしぶしぶ承知しました。

でも一家は娘を大切に扱ったので、娘もだんだん心を開いていきます。

それから1年後のハロウィーンの夜、またジェミーはくだんの城へ行って、今度は娘にかけた呪いの解き方をこっそり盗み聞きします。それは、盃に入った薬を3滴だけ飲めば魔法は解ける、ということです。

またもジェミーは、まんまとその薬を持ち出すことに成功し、娘に飲ませました。すると娘の呪いは解けて二人に感謝のことばを述べたのです。

さて娘は家に帰るということになりましたが、ジェミーの家からダブリンまではとても遠いのです。貧乏な一家には馬車を仕立てるようなお金はありません。

娘は歩いて帰るというのですが、若い娘がひとりで夜道を帰るのは危険です。そこで、ジェミーが一緒に行くことになりました。

ふたりは何とかして娘の家に到着しました。ところが門番は中へ入れようとしません。娘が「私はこの家の娘だ」といっても聞き入れないのです。というのは、妖精が置いていった木切れを娘だと信じた両親は娘が死んでしまったと思い、とっくの昔に泣きながら埋葬してしまっていたからでした。

門番ではらちが明かないと思った娘は、母親を呼んでくるようにと門番に頼みました。

母親がやって来ました。でも彼女も娘の言うことを信じようとはしません。親しか知らないホクロを見せてもダメでした。

そこでジェミーがこれまでのいきさつを話し、娘もジェフリーの家族のとても世話になったことを一生懸命に話して、母親もようやく信じるようになりました。

ジェミーは娘の家族に大いにもてなされました。

みんなひとしきり楽しんだ後、ジェミーが帰ろうとすると、娘が「彼と彼のお母さんがいなかったら、私は二度と親の顔を見ることはできなかった。彼が帰るというなら私もついていく」といいだしました。

娘の命の恩人であるジェミーを、娘の両親もないがしろにはできません。

そこで娘の父親が、こんな提案をしました。

「もしよかったら、娘と結婚して養子になってくれないか? お母さんも呼んで一緒に暮らそう」と。

ジェミーと娘は結婚し、彼のお母さんもダブリンに呼んで一緒に暮らすようになりました。

メロウ(Merrow)

アイルランドでは、メロウをよく見かけるということですが、漁師はあまり歓迎しません。というのは、メロウを見ると天気が悪くなって不漁になるからです。

メロウは小さな角のない牡牛の姿をして海から出てくることもあるのですが、人間のような姿で現れることもあります。ただ、人間の姿の時には、魚の尻尾をつけ、コホリン・ドゥリュー(注)と呼ばれる赤い三角帽子をかぶっています。

メロウには男性も女性もいて、男のほうは髪と歯が緑色をしていて、豚のような目と赤い鼻をもっているかなりブサイクな顔立ちなのですが、女のほうは大変な美人で、男性メロウの恋人より美男の漁師を好きになるということもあるようです。

お話 『魂のカゴ』

『ケルトの妖精物語』に載っているメロウの物語としては、『魂のカゴ』というお話があります。」

***

このお話は、クレア地方のドゥンベック湾の岸辺に住んでいる、ジャック・ドハティと妻のビディー、そしてクーマラというメロウの物語です。

ジャックの住んでいる海岸にはジャックの一家以外は誰も住んでおらず、隣人といえばカモメやアザラシの類しかいません。この淋しい海岸に、ドハティ一族はおじいさんの代から住んでいたのでした。

しかしここは、豊かに暮らしていくにはとてもいいところでした。小さな入江にボートをとめていれば、ボートはどこにも行きません。それに、海からしょっちゅう恵みをもらうことができます。

海からの恵みとは、たんに魚介類が手に入るということだけではありません。沖合で難破した船から食料やお酒などが流れてくることがあるのです。

この湾では海底に隠れた岩棚がはるか沖合まで続いており、幾多の船が岩棚に乗り上げて座礁することが多いところでした。もちろんジャックはすぐさま助けに行きましたし、救助した船乗りは手厚く介護しました。でも乗組員の全員が海に沈んでしまった場合には、波間に浮かぶ食料や酒などを持ち帰ります。

船が座礁することはよくあることなので、ジャックはそれらの宝物をため込み、そんじょそこらの紳士には負けないほどの金持ちになっていました。

ところでジャックにはひとつの願いがありました。それは、海に棲むメロウに会ってみたいということでした。彼のお父さんもおじいさんも、メロウとは親しく付き合ったことがあると聞いていたし、みんながいうほど危険な生き物ではないと知っていたからです。

波間を滑っていくメロウを見かけたら一日中追いかける、ということもよくありましたが、ついに会うところまでは行きませんでした。

でも、ある日ある岩のところまで行ったとき、岩に座っているメロウを見つけました。ふたりは遠目からおたがいの目を見つめあいましたが、どちらも動くことができません。

とうとう我慢ができなくなってジャックが声をかけると、メロウは海に飛び込み見えなくなってしまいました。以降、なんどもその岩に行ってみますが、会うことはできません。

ジャックはふと思いついて、風の強い日に行ってみることにしました。すると、海岸のそばのほら穴の中にメロウがいたのです。

メロウは髪の毛も肌の色も緑色で、ブタの目と赤い鼻を持っている男性のメロウでした。指と指の間には水かきがあり下半身には魚の尻尾がついていて、脚にはびっしりうろこがついています。手にはコホリン・ドゥリューを持っていました。

ジャックはメロウに話しかけ、だんだんと打ち解けていきました。

ふしぎなことにメロウは、ジャックの名前を知っていました。それだけでなく、ジャックの父親もおじいさんもよく知っており、とくにおじいさんとは仲が良かったというのです。二人は次の月曜日に会う約束をして別れました。

次の月曜日。

約束どおりジャックがあのほら穴に行くと、メロウがコホリン・ドゥリューをふたつ持って立っていました。そして、そのうちのひとつをジャックに差し出すと、これから海底にあるメロウの家に行こうというのです。

そんなことをしたらおぼれてしまう、とジャックは恐れおののきました。しかしメロウは、自分がやるとおりにすればだいじょうぶだといいます。そして、コホリン・ドゥリューをかぶって海へ飛び込みました、仕方なくジャックもかぶって海に飛び込み、メロウの尻尾につかまってついていきます。すると不思議なことに、溺れることなくスイスイと海の底へ向かうのでした。この帽子が呼吸を楽にさせているようでした。

メロウの家は空洞になっていて、天井には海の水が見えます。そこで帽子を脱ぐと、ふたりは宴会を始めました。出てくる高級なお酒や食べ物は、みんな難破船からもってきたものです。メロウは自分の名前はクーマラといい、年齢は千歳。「お前のおじいさんとは、よくここで酒をくみ交わしたものだ」といいました。

ひとしきり楽しんだ後、クーマラはジャックを秘密の部屋に案内しました。そこにはたくさんの宝物があったのですが、ジャックの注意を引いたものは部屋の片隅にあるカゴでした。あれは何かとたずねると、クーマラは「あれは魂を入れるカゴじゃ」と答えます。

難破した船のそばにカゴをいくつか並べておくと、寒さに耐えきれなくなった船乗りたちの魂が、暖を求めてカゴの中に入ってくるのだといいます。

ジャックは密かに、あの狭苦しいカゴの中から魂を解放してあげたいものだと考えました。そこで一計を案じます。クーマラを自宅に呼び、たらふく酒を飲ませて酔いつぶれさせ、その間に三角帽子を奪ってクーマラの家に行き、魂を解放してやろう、と。

ただ、女である妻のビディーには関わらせたくはありませんでした。そこで、理由をつけて彼女を外出させます。行程を考えると2日間は帰ってこられないことになります。この間に計画を実行しようと考えました。

妻ははたして、あとのことをくれぐれも頼んで外出します。

それを見届けると、ジャックはクーマラを呼び出し、夕食を一緒にしないかと誘いました。クーマラは喜んでついていきます。ジャックはごちそうとたくさんのお酒を用意し、クーマラを酔い潰そうとしますが、クーマラはとても酒には強く、ジャックの方が酔いつぶれてしまいました。クーマラは千鳥足で帰ります。

これではダメだと思ったジャックは、今度はポチィーン酒という高級な密造酒を用意し、2日目もクーマラを呼び出しました。

ジャックは自分が飲む酒には多量の水で薄めて、クーマラには生のままどんどん飲ませます。さらにポチィーン酒を取り出してクーマラに勧めます。クーマラはこれにはたまらず、ついに酔いつぶれてしまいました。

それを見てとったジャックは素早く帽子をひったくると海に向かい、クーマラの部屋に到着すると、カゴを全部ひっくり返しました。魂の姿は見えませんでしたが、なにかが飛び去って行く気配は感じることができたそうです。

さて帰る段になると、はたと困りました。天井にある海の水までは相当な高さがあり、クーマラがしてくれたように抱え上げてくれなければ届きません。近くに海水まで届く岩もありません。うろうろと歩き回っているうちに海水が低く垂れさがっているところを見つけました。何とか手が届きそうです。そのとき、大きな鱈が尾を水の下に突き出したので、急いでそれにつかまりました。すると驚いた鱈はぐんぐん上昇し、ジャックを海面まで連れて行ったのです。

そのとき、ジャックの家では大変なことが起こっていました。なんとビディーが予定をきりあげて帰ってきていたのです。ビディーが見たものは、散乱した家の中と、空になってしまったたいせつなポチィーン酒のビン。そして、床には人間とも魚とも見分けのつかない生き物。

最初は、あれだけ家のことを頼んでいたのに家じゅうをめちゃめちゃに散らかしている、と思って怒っていたビディーも、クーマラを見ると亭主がこんな姿になってしまったと勘違いして、嘆き悲しみます。

そこへ、ジャックが帰ってきました。

ジャックはこれまでのいきさつを説明すると、はじめは混乱していたビディーもだんだん落ち着いていきました。そんなことなら、もっと早く言ってくれればいいのに、とちょっと怒りながらも、カゴに入れられた魂を放してあげたことはとてもいいことだと喜んでくれたのです。

やがてクーマラも目を覚ましますが、ジャックのしたことに対して、それほど気にもしていないようでした。ジャックは自分が問い詰められた時の言い訳を50も考えていたことも功を奏したに違いありません。

ジャックとクーマラの友情はそれからも続きましたが、ある日突然クーマラは姿を見せなくなりました。どんなに呼び出しても応えてくれません。おそらく死んでしまったか、どこか遠くに移動してしまったのでしょう。

***

妖精のメロウって、とてもいい奴ではないですか?

**********

コホリン・ドゥリュー

コホリン・ドゥリューについて、以前に解説を書きましたが、間違っておりましたので訂正いたします。申し訳ございませんでした。

この帽子については目ぼしい本で見つからないので、ネットでも調べてみましたがこちらでも見つけることができませんでした。仕方がないので、井村君江氏がコホリン・ドゥリューを訳して「三角帽子」と書いているので、それをもとにして調べてみたところ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで、ジャック・スパロウやイギリスの貴族たちがかぶっているような帽子を三角帽子(つまり上から見ると正三角形をしている帽子)と呼ぶと書いてあったので、これをそのまま解説として載せました。

しかし、その後、子ども向けの妖精の本などを見てみると、妖精たちは横から見たときに三角になっている、つまり円錐形の帽子を被っているイラストをたくさん見ました。
たぶんこれがコホリン・ドゥリューではないかと思われます。明確にこれがコホリン・ドゥリューだと銘記している文献に出会っていないので、確かにそうだとは言い切れないのですが、少なくともジャック・スパロウがかぶっているような帽子ではないと思いますので、訂正いたします。

改めて、申し訳ございませんでした。


●参考にした図書

『ケルト妖精物語』W.B. イェイツ・編 井村君江・訳 ちくま文庫

アイルランドの詩人であり劇作家、思想家のW.B.イェイツがアイルランドに残る妖精の物語を、その足で収集した妖精譚です。

月夜の緑の草原や、青い海原の底で、バラエティーに富んだ妖精たちと人間が織りなす詩情ゆたかな物語のかずかず。アイルランドで何世紀にもわたって語りつがれ、今なお人びとの心に息づいている祖先ケルト民族のさまざまな民間伝承や昔話のなかから、妖精譚のみを収めた古典的名著。付録にイエイツの「アイルランドの妖精の分類」を収録しています。

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自己紹介

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明治大学文学部を卒業した後、ラボ教育センターという、子どものことばと心を育てることを社是とした企業に30数年間、勤めてきました。 全国にラボ・パーティという「教室」があり、そこで英語の物語を使って子どものことば(英語と日本語)を育てる活動が毎週行われています。 私はそこで、社会人人生の半分を指導者・会員の募集、研修の実施、キャンプの運営や海外への引率などに、後半の人生を物語の制作や会員および指導者の雑誌や新聞をつくる仕事に従事してきました。 このブログでは、私が触れてきた物語を起点として、それが創られた歴史や文化などを改めて研究し、発表する場にしたいと思っています。

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